きんぎょ

知識を「知恵」に変えるブログ。

僕が何度も『坂の上の雲』を観る理由。

こんにちは!きんぎょです。

 

きんぎょが坂の上の雲が大好きなのは皆さんご存知かと思います。

 

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そうなんです。僕、このドラマが今までで一番好きなんです。

 

どれくらい好きかというと、NHKオンデマンド・特選見放題パックを3ヶ月連続申し込み、1日2話ずつ視聴するくらいですww

 

ホンマに毎日観てます。

 

なぜ、そこまでして観るのか。

 

単純に面白いから、もありますが、「戦争を忘れないため」です(僕忘れっぽいので。)

 

皆さん。

明日、8月6日は何の日でしょう?

 

 

 

忘れましたか?

 

では

8月9日は?

8月15日は?

12月8日に何が起きた?

6月22日は?

 

正解は、

8月6日…広島原爆投下

8月9日…長崎原爆投下

8月15日…終戦の日

12月8日…太平洋戦争開戦(真珠湾攻撃)の日

6月22日…沖縄戦終結

 

です。

 

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これ、若い世代ほど答えられない人が多いようです。

ですが、あの日と比べれば知ってる方は多いかと。

 

 

5月27日は何の日でしょう?

 

 

これは、日露戦争日本海軍がロシアのバルチック艦隊に勝利した日です。

昔は祈念日でしたが、太平洋戦争を機に消滅したそうです。

 

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この日本海海戦でも、多くの死傷者が出ました。

 

まあ、70年前の祈念日すら昔話ですから、115年前の話なんて寝耳に水ですよね。

 

かくいう僕も、坂の上の雲を観るまでは知りませんでした。

 

ですが、これはとても怖いことです。

 

何故なら、戦争を知らない世代だけになってしまうからです。

 

70年前の太平洋戦争との違いは、生き証人がいるかどうかです。

 

日露戦争は1905年の話なので、当時を肌身で知る人は流石にいません。

 

一方で、太平洋戦争の経験者は現在170万人程度いらっしゃいます(2017年現在)。

 

ですが、それも30年後にはゼロになる可能性があります。

(参考「戦争(戦場)体験世代の減少」→http://tmaita77.blogspot.com/2017/08/blog-post_7.html?m=1)

 

それは「太平洋戦争?なにそれ美味しいの?」

が当たり前の世界です。

 

つまり、戦争がいかに恐ろしいことかを知らぬまま戦争できる人が沢山出てきます。

同じ事が繰り返されるなんて、ふつうに愚かですよね。

 

間接的に戦争ビジネスに携わる人も出てくるかもしれませんし、それを見て見ぬ振りできるのは、きっと戦争を知らない人でしょう。

 

少なくとも僕は、それができる大人になりたくないです。

 

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戦争をしない1番早い方法は、戦争の痛みを知ることです。

しかし、だからといって戦争には参加できません。

経済的な事情により戦地に行くこともできません。

 

でも、ドラマなら僕でもできる。

 

だから僕はドラマを観て、平和な世界を目指す気持ちだけは忘れないでおこうと思ってます。

 

 

そしてなぜ坂の上の雲なのか。

 

 

それは、最終回。

日本海海戦を終えた海軍参謀・秋山真之

「ワシは日本人もロシア人も等しゅう供養したい」 と大泣きするんですね。

 

そのシーンが戦争の無機質さを全て物語っていて。

 

なんの恨みもない人を人を殺めてしまう、死ぬべきでない人が死んでしまう。

心の綺麗な人が悪者になってしまうのが戦争であると、物語っているんです。

 

また、それが今も世界各地で起こっているということ。

 

そして、戦争を知らない30年後の日本が、同じ過ちを繰り返すかもしれないこと。

 

これらは、坂の上の雲で描かれるあの軍人たちの強烈な心情描写を見るまでは、決して気づけなかったことです。

ドラマで泣いたことのない僕でも初めて号泣し、心が痛くなりました。

 

作者・司馬遼太郎15年戦争と比べて無味無臭な日露戦争を描いたのは、

「戦争を知らない世代が増えるとどうなるか」を私たちに考えさせる

意図があったように感じます。

 

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戦争のない社会を作るために今私たちが出来ること。

それは、ドラマでも映画でも何でも構いません。

 

明日はちょうど広島原爆投下の日です。

だから、テレビの追悼式典でたった1分黙祷を捧げるだけでもいいんです。

 

そして、その最中

 

・もし自分が死んで、残された家族に忘れられたらどんな気持ちになるのか。

・戦争体験者ゼロの世界に、自分ならどう備えるか。

 

を少しだけ考えてみて下さい。

僕も考えます。