きんぎょ

知識を「知恵」に変えるブログ。

理不尽な世の中。

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これが、現実です。

 

2009年8月22日、大分県のとある高校の剣道部員が熱中症で亡くなりました。

しかし、彼を死へ追いやった真の原因は、指導教員の極めて醜悪な武士道精神でした。

 

以下、ご遺族の意見陳述に基づき事件の概要をまとめました。

 

剣道部員の剣太さん(当時17)は、練習中にふらつき始めます。熱中症でした。

それもそのはず、指導顧問は彼に約一時間半休憩も水分も摂らせなかったのです。

 

怖いのはここからです。

顧問は、ふらつく剣太さんに対し

「演技ってことくらいわかってるんだぞ」と追い打ちをかけます。

 

顧問は「もう無理です!」という彼の叫びに「まだできるやろうが」と罵声を浴びせ、蹴ったり壁に押し付けました。

 

挙句の果てに、なんといったか。

 

意識のない剣太さんに平手打ちをして

「そういうのは熱中症じゃねえ!目を開けろ!演技するな!」

です。

 

ひどい。この一言に尽きます。

 

僕が最も苦しかったのは、この事件の後味の悪さです。

 

これだけのことをしておきながら顧問は停職6か月、副顧問は停職2か月の処分で終わりということです。

たった6か月。

 

これは2010年4月22日裁判所でのお母様の意見陳述の時点なので、現在は顧問・副顧問ともにすでに復帰しているということになります。

 

こんな派手な殺人行為をした人殺しが今も働いていると思うと恐ろしくてたまりません。

 

今でこそ体罰に厳しい世の中に変わりつつありますが、顧問は何も変わらないでしょう。

なにしろ熱中症患者に平手打ちするくらいの「熱血」指導者ですから。

 

軽罪で済んだ彼の武士道精神ならぬ”愚”士道精神はそう簡単には変わらないでしょう。

 

きっと今でも、拳を使わず教え子を陰湿に苦しめているんでしょうね。

 

幸い死ななかったとしても、ろくな人間育たないですよ。

生徒が若けりゃ若いほど、そうやって大人に自信や楽しさを奪われたら、同じ事を繰り返す人が必ず出てくるんです。

 

そんな人達が政治家になり、経営者になり、会社員になり、いずれ社会を作る存在になる。

そう考えると、この事件を決して生半可な気持ちで捉えてはいけないと思います。

 

また、裁判は今も継続中で、ご両親が署名活動を行っています。

つまり、被害者はまだ1%も報われていないということです。

むしろ、あの顧問の指導が99.9%正しいという結論です。

顧問への情状酌量など必要ありませんから。

司法の場とはいえ、ここはどうか合理ではなく道理で判断してもらいたい。

 

最後に、顧問の方に言いたいです。

 

有罪判決のあと、遺族の前で謝っても無駄ですよ。

 

「そういうのは謝罪じゃねえ!顔を上げろ!演技するな!」