きんぎょ

知識を「知恵」に変えるブログ。

不起訴処分。

「苦しい」っていうと
「甘えるな」っていう。

 

「辞めます」っていうと
「逃げるな」っていう。

 

「死にたい」っていうと
「弱虫」っていう。

 

「ごめんね」っていうと
「謝って済むと思うな」っていう。

 

人殺しでしょうか、
いいえ、誰でも。

 

 

高橋まつりさんが過労自殺した事件で、検察官が不起訴処分を下しました。

 

https://sp.fnn.jp/posts/00397371CX

 

「同様の違法な長時間労働が全社的に行われていて、会社という組織の中で、個人ができる対策は限られていた」と指摘し、「不起訴相当」の議決をした。

 

この文章の意味が分かる方は、僕に教えてください。

僕は検察官でもなければ、政治家でも電通の社員でもありません。

だから、そんな優秀な人たちの使う言葉が理解できないんです。

 

「組織だから仕方がない」って事ですかね?

言ってる意味がわかりません。

あなたたち本当に人間なんですか?と言いたいです。

 

「苦しい」と言えば「甘えるな」っていう。

「辞めます」っていうと「逃げるな」っていう。 

 

日本の労働環境は腐った武士道精神でもうめちゃくちゃだ。

 

それが社会に出ていない一学生にも分かるくらい大変なことになってる。

 

高橋さんの死因は正直諸説ありますが、いわゆるブラックな過剰労働が原因なら、やってる事は殺し屋と同じですよ?

 

え? これ以上感情論で語っちゃダメですか?

その合理主義こそが日本の泥沼終身雇用制を作り出していることに気づかないんですか?

命の尊さなんて合理で推し量れるものじゃないんです。だって、

「私の命は50g」

「君の命は350g」

なんて言わないでしょ?

 

日本の検察審査会には「命」の貼り紙をした計量器でもあるんですかね?

 

ほら、24歳の命は何gですか?早く教えて下さいよ。

 

そもそも、感情・精神論が根底にある問題を、合理的に解決すること自体ナンセンスなんです。

だって、どちらに非があるかなんて考えなくても分かるでしょうよ。

 

それに定時退勤のての字もわからん脳足りんを袋叩きにしたところで、日本社会が良くなるはずないんです。

 

真に論難すべきは、「苦しみを超えてこそ成長できる」という時代不適合な武士道精神ではないでしょうか。

 

20世紀を通して培われた思考停止な規範意識が日本をすっかりおかしくしてしまった。

 

この国は、幸せだけど、幸せじゃない。