きんぎょ

知識を「知恵」に変えるブログ。

トムとジェリーが意外と勉強になる件

 

トムとジェリー有名ですよね。

 

猫の「トム」とネズミの「ジェリー」が仲良く喧嘩する、アメリカのアニメです。

 

スムーズな話の展開・起承転結・キャラクターのポジショニングがしっかりしており、観る者を飽きさせません。

 

そんな『トムとジェリー』には、ある強いメッセージが込められています。

 

今回はそのうちいくつかをご紹介。

 

①「勝利は我に」

トムとジェリーといえばこの作品でしょう。

2人が、火薬庫でダイナマイトを爆発させまくる神回(?)です。

 

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戦闘機を模した箱から電球を落としたり、ダイナマイトを奪い合うシーンが印象的です。ヘルメットをかぶり撃ち合うシーンも、戦場を彷彿とさせます。

 

そう、この作品が作られたのは1943年、第二次世界大戦(太平洋戦争)中なんです。

ジェリーが乗った戦闘機にはフランス国旗がはっきりと描かれています。

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つまりこれは、

 

ジェリー=連合国側(アメリカ・イギリス・フランス)

トム=枢軸国側(日本・ドイツ・イタリア)

 

 の構図を風刺した作品ということです。

 

また、最後のシーンでトムを乗せたロケットが空中爆発します。

その破片がアメリカ国旗を描くシーンは、アメリカ率いる連合国の勝利を誇示したプロパガンダととれます。

 

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1943年は、ミッドウェーやスターリングラードで枢軸国が惨敗した後なので、すでに勝利は見えていたのでしょう。

 

当時の歴史を理解するうえで参考になる作品ですね。

動画→https://youtu.be/5GTIZkq_Xwc

 

 ②「ネズミ取り必勝法」

 

ここでは、いつもジェリーに負けてばかりのトムが、ついに「ネズミ攻略本」を読んで撃退を試みます。

が…

 

「簡単なネズミ取りを仕掛けてみろ」「好奇心の多いネズミは捕りやすい」「サプライズプレゼントを送れ」・・・

 

あらゆる方法を試すものの、すべてジェリーに逆手に取られてしまいます(笑)

 

注目すべきは、トムの発言。

 

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懲りたのか、カメラ目線で「信じるなよ」と訴えます。

 

教科書に書かれていることが正しいとは限らない。鵜呑みにすると大変な目に合うぞ。

というメッセージととれます。過激なシーンが多いので、強いメッセージ性があると思います。

 

情報リテラシーが問われるこのご時世、よーーーく心に留めておきたい言葉ですね~

 

動画→https://youtu.be/9j3_fnB3Br8

 

③「やんちゃな生徒」

 

これも②と少し似ています。

このお話は、トムが先生で子猫が生徒です。

 

トムは子猫に「猫はネズミを追うものだ」と教えています。

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ところが、これまたジェリーが授業のジャマをします。

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「ネズミは親切だ」「猫とネズミは仲間だ」と教えるのです。

 

トムとは真逆のことを教えるんですね。

 

これは「教育の在り方」を問うているように感じます。

教育は公平でなければならず、都合のいいようにコントロールしてはいけない。というメッセージでしょうか。

 

しかし歴史の教科書は、文章1行を書くのに100個の論文が必要と聞いたことがあります。

 

それくらい、客観的な教育は難しいことなのでしょう

 

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教育に興味のある方にとってとくに、感慨深い作品だと思います。

 

動画→https://youtu.be/X-Y_fjr2C-4

 

まとめ

 

トムとジェリーはただの喧嘩アニメかと思ってました。

が大学生になってから観ると、その作品の奥深さに気づきました!

 

なぜこのシーンなのか?一体何を伝えたいのか?それを考えると、また違う面白さがありますね!

 

アニメde勉強、どんどんしていきたいです!

 

ではまた!